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質問
電動アシスト自転車456型 アシスト力が弱い
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答え

★走行開始時の注意
トルクセンサー仕様の機種の場合、電源スイッチを入れると、ペダルにかかる力を検出して
キャリブレーション(初期化)を行います。
このキャリブレーション中にペダルに足をかけていると、ペダルに余計な力が加わっている
状態を「ゼロ基準」にしてしまうため、走行開始後もそれ以上の負荷をかけないとアシストが
十分に発揮されないことになります。
ペダルに足を掛けず、電源を入れて2秒程度待ってから走り始めてください。
また、たとえ停止中であっても、ペダルに足を掛ける事でモーターへ電力が供給され続け、
バッテリーの消費を速めてしまいます。
不意にペダルに足を乗せた途端、モーターが作動して誤発進する事も考えられますので、
信号待ちなどで停止する時は、両足を地面に付ける様に意識しましょう。

★坂道を登るコツ
極端に急な坂道は別ですが、緩やかにだらだらと続く坂道を登る場合、ギアを重くする事で
平地を走っているかのようにぐんぐん走る事が可能です。
あまりにも急な坂の場合は、モーターの出力限界を超えてしまい、登れなかったりペダルが
重くなってしまう事があるので、場合によってギヤを軽くする必要はあります。

★アシストが弱いと感じる時
上記2点の注意点と、サドルを少し高めに設置し足に力が入りやすい状況作る、ひと漕ぎごと
に踏みしめるようにゆっくりしっかりとペダルを漕ぐ、などの工夫でアシスト力を高めることが可能です。
なお、サドルの適正な高さは【ペダルが一番下の状態で足をかけた時に少し曲がる】程度の高さです。

また、トルクセンサーは速度を上げれば上げるほどアシスト力が小さくなるように設計されています。
速度が10km/h以下の時は、ペダルの負荷に応じて人力の2倍の力でアシストしてくれますが、
24km/h以上のスピードで走ると、アシスト力は「ゼロ」になってしまうので、100%人力による走行となります。
その為、坂道や向かい風の強い日は、無理に速度を上げようとしないで、低速で走る事でより楽に
乗る事が出来ます。

 

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